1949-07-11 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第18号
現在の段階においてはこれはかえつて民自党の待受けている張つてある綱に引つかかつて行くようなものであるから私はやらぬ、社会党單独内閣でもできたときにやるべきだ、こう考えておる。
現在の段階においてはこれはかえつて民自党の待受けている張つてある綱に引つかかつて行くようなものであるから私はやらぬ、社会党單独内閣でもできたときにやるべきだ、こう考えておる。
○菊川証人 その目標は私も社会党の中央執行委員に選ばれまして出でおるのでありますが、中央執行委員会においても、吉田内閣打倒、社会党單独内閣樹立という目標を掲げてやつておる。そのくらいな元氣がなければだめだ。それも直接行動でない。そこは先ほども言いました。
社会党の独自のものが実現されないからといつて、それならば連立内閣にはいらなければいいじやないかと言うならば、これはおのずから別でありますが、少くとも連立内閣に参加するということは、連立内閣の基礎である三党政策協定が是認されたがゆえにはいつておるのでありまして、われわれは社会党單独内閣の場合には、社会党の政策の実現の良心的責任をもつ、連立内閣においては、連立内閣の基礎である三党政策協定の実現に良心的な
社会党單独内閣でありまするならば、大会の決定事項をそのまま政府の政策といたしまして十分現わし政治運営の基礎政策といたさなければならないと考えまするが、御承知のように今日の状態はさようではないのであります。三党協定の下に、三党協力の下に時局を担当いたしておるのでありまするから、社会党の政策を全部的にそのまま持つて参りまして、今日の政府の政策として鵜呑みにする。
私は、片山内閣が社会党單独内閣でなく、從つて、社会党党首として片山首相の御苦心のほどはよくわかるのであります。私は片山首相に対しまして百パーセントの社会主義政策の実行を要求するものではありません。しかしながら、少くとも與党三派の議席数の比率に應じて、五〇%弱の社会党主義政策の実現を希望するものであります。